【DATA SABERに挑戦】きっかけ②

前回の続きです。

 

Tableauってすごい!

うちの会社ではBIツールと言っても何を使うかは割と自由と聞きました。ただ、DX推進部門が推奨していたのが"Tableau"でした。Tableauであればハンズオン講座やサポートが受けられると聞いて、これまた飛びつきました。まずは同期が実施していたTableauの初級ハンズオン講座を受講しました。これが初めて私がTableauに触れた日です。トライアルのアカウントをもらって初めて実際に触ってみました。その感想はとにかく

すごい!前衛的!なにこれ!こんなの使えたらどんなに仕事が楽だろうか!

でした。Excel一辺倒で過ごしてきた私にとってとても衝撃的な出会いでした。

そして、第一印象は、「操作は直感的で使いやすい。見るだけの人はとにかく便利。作る側は少し難しそう、慣れの問題なのか…?Excel以上の機能がたくさんあるが主にマウス操作で収まっているので自分でも使いこなせるかも。」でした。

 

Tableauではそのデータは読み込めない

希望しか見えなかった私は、業務改善をどんどん推し進めました。そしてまたまた壁にぶち当たります。-「Tableauではそのデータは読み込めない」- 衝撃的でした。

実際に私たちが分析に使っていた様々なデータをDX部門の同期とデータベース化を進めている方に見てもらいましたが、どのデータを見せても二人とも即答でした。

「Tableauで使おうと思うとまずはデータの整理からしないと」

自分にデータリテラシーがないことに気づきました。人間の目で見て見やすいデータはシステムや機械は逆に読めないということを初めて知りました。よく考えたら当たり前のことでした。人間が加工したデータをもとに戻す加工が必要でした。なんと無駄な。生データの入手を試みましたが時間がかかることが判明しました。(海外事業体との間に大容量データをやり取りできるプラットフォームを作らないといけないため)

自分たちの勉強もかねて、Tableauが読み込める形に加工することにしました。

 

プログラミングとの出会い

今回はすこし関係しないので詳しくは書きませんが、人生で2度目のプログラミングとの出会いを果たします。データ加工を毎回手作業でやるのはこれまでと状況が変わらないため、データ加工を自動化するためのプログラミングをし、バッジファイルをつくることにしました。実は高校の授業でプログラミングに少し触れていた私は、少し興味があったのであまり抵抗少なく入ることができましたが、結局マスターには至りませんでした。。ただ、簡単なプログラミングくらいはできるようになりました。改善業務だけが担当業務ではなくなんならメイン案件が2つぐらい他にあったのでそもそも工数が割けず相当苦労しました。組織、上位のDXへの向き合い方にも思うことがたくさんあります。(別で書きます)

 

なんやかんやでTableauとの接続にこぎつけるが…

いろんな人に多大なるサポートを頂きながらなんとかTableauに接続できる形にできました。ここからはハンズオンで習ったことを実践するだけ!と思っていたら。できない。まずサンプルスーパーストアのデータしか見たことがないのでまず「行ってなんだっけ?」「列との違いは?」「メジャー?ディメンション?」「???」

混乱です。何もできません。また同期に泣きつきました。

 

結果

結論から言いますと、結局Tableauでのダッシュボード作成はほとんど同期の力を頼りました。こんなものを作りたい、と伝えてその可視化をしてもらうことしかできませんでした。自分の表現したいものがTableau上で全然表現できません。そもそもTableauの何も知らないことを知りました。

業務改善は成果発表を資料にまとめて上位に説明することで完結します。その発表の日程が刻一刻と近づき、もう時間がない!というところで同期にヘルプし、なんとか見せられるダッシュボードを作りました。(作ってもらいました。)

 

全社発表に進む

本部内での発表は非常に好評でした。本部からは3テーマが上がっており、1テーマだけが全社発表に進むことになっていましたが、中間発表の段階から好評をいただいていた私たちのテーマは全社発表に進むことになりました。

その時の私は全社発表に進んだことよりも、本部のトップたちにTableauの存在を示すことができたことと、それが便利なものだという印象を与えられたことが嬉しかったです。

 

 

全社発表の先に私がDATA SABERに挑戦するきっかけがありました。

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、次回で書きます。